トータルリペア鬼工房のホームページを見ていただいて直接ご連絡をいただいた個人のお客様のお部屋のトイレのタバコ焦げ跡案件です。掃き出し窓のフローリング劣化、別の場所のフローリングの数か所の線傷の補修と併せてオーダーをいただきました。
用を足されている間も喫煙されていたらしく、便器の周りに数か所焦げ跡ができていました。おそらく右手でタバコを持つ方(左利き?)ですね。
施工前の写真がこちら👇
こちら床で使われている素材はクッションフロアと呼ばれているもので、主に木質系材料でできているフローリングと違い塩化ビニール素材でできており、水濡れに強く手入れも楽なためトイレの他には洗面所や脱衣所などでよく使われます。
まずは場所柄いつも以上に念入りにクリーニングを行い、次に焦げてしまっている部分を削り落として施工後周りの部分と馴染ませやすくするために傷のふちをなだらかにします。削った後の充填ですが、普段使っている木材用やアルミサッシ用等はビニール系の素材には使用できないので、ビニールや革の傷等に使用する充填剤を埋めていきます。サンディングで凹凸をなくしてから、やはりビニールに使える塗料で補修箇所の色を整えて素材の柄も再生していきます。馴染んだら水汚れに強いコーティング剤でコーティングして終了です。
施工後の写真がこちら👇
いつもの木目の再生とは違う素材の独特の模様に寄せるのに少し時間がかかりましたが、うまく雰囲気を出すことができ、依頼主の方にも喜んでいただくことができました。
お手洗いでリラックスをされているときにうっかり、の様なケースはやはりあると思います。そんな時でも張り替えでなく部分補修をすることで安価にかつ綺麗に仕上げてお部屋を蘇らせることができます。気になる傷、焦げ跡等々がありましたら遠慮なく一度ご相談ください。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。