連続でご紹介させていただいたリフォーム会社様からのご依頼の世田谷案件ですが、この窓枠の補修で最後です。
普段窓を開けていらっしゃるとのことで頻繫に雨風と日照りにさらされ、すっかり色が退色してしまい、表面もガサガサの状態でした。
施工前の写真がこちら👇 写真右端の奥の縦に立ち上がっている部分の色がもともとの色の部分です。
リフォーム会社さんと相談すると後からつけた前の方にある窓のレール(写真で色のきれいな部分)は取り外せるとのことでしたので外してもらい、まずは退色してしまっている部分を一度軽くクリーニングします。その後白木用漂白クリーナーをムラなく塗り、ブラシで汚れを浮きだたせ、ペーパーウエスで拭き上げていきます。再度クリーナーを表面に均一に塗り、しばらくクリーナーが浸透するのを待ちます。実はこの「待ち」の時間でフローリングの作業を並行して進めていきました。
浸透したら再度乾いたペーパーウエスで充分に拭き上げていきます。これを繰り返し、汚れが浮かなくなったら今までクリーナーを浸透させていた面をしっかり乾かします。この待ち時間にもしっかりとフローリングの作業を同時進行させ、窓枠が乾いたのを見計らって、サンディングペーパーでがさつきと染みムラを直していきます。その後サーフェサーで歪みを整え、あらかじめ確認しておいた色のニスをムラが出ないように塗っていきます。窓枠下部の水平面だけでなく両脇の垂直部分の下部も色が落ちてしまっているので、そこにもニスを塗り、全体のバランスを整えます。
窓レールはまだ戻していませんが、施工後の写真がこちら👇
施工前と比べてガラッと雰囲気が変わり、お客様にも喜んでいただくことができました。また、この窓枠の施工はどうしても「待ち」の時間が複数回発生してしまうのですが、同時に別の施工を進めることで全体の作業の効率化を図ることができ、3回にわたってご紹介したフローリングのタバコ焦げ跡、接着剤固着除去、窓枠の雨染み補修を1日の訪問施工で仕上げるとこができたので、お客様にとってのコストもセーブすることができ、その部分でもご満足いただけたようです。
窓枠や以前にもご紹介させていただいた掃き出し窓のフローリングなど、気を付けていても日常の生活の中で劣化してしまうことはやはりあります。ボロボロになってしまう前に部分補修をすれば、大掛かりに全取り換え、全貼り替えすることなく、安価で早く、かつ綺麗に蘇らせることができます。家の中の気になる傷、シミ、退色、割れ、焦げ跡等々がありましたら遠慮なく一度ご相談ください。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心としていますが、広く東京23区から承っております。気になる個所を拝見させていただければ、お見積りと施工内容のご説明は無料で行います。特に複数個所ある場合は、どう効率よく補修していくかのご相談にも喜んで乗らせていただきます。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。