リフォーム会社様経由で賃貸物件管理会社様からのお引越し後のマンション原状回復の補修依頼案件です。
様々な部分の補修をさせていただいたのですが、一番印象的だったのが前の住人の方が飼われていた猫ちゃんのひっかき傷でした。
施工前がこちら👇
傷は塗装面だけでなく、木材の方にもしっかり食い込んでおりかなり凸凹になっていたので、まずは凸部分を均した後、充填剤で凹部分を埋めてからサンディングで表面を平らにしました。傷は窓の方の面だけではなく室内に向いている方の面にもありましたので、両面をしっかり処理します。また天面のコーティングと塗装もはがれていたのでそちらも処理。色はこの部分だけピカピカになってもなじまないので、少しくすませた色で塗装した後、艶を合わせたコーティングで仕上げました。
施工後がこちら👇
ひっかき傷が思いのほか深く傷のエリアも広かったので、埋めて均しての作業に根気が必要でしたが、3面ともきれいに均すことができました。部屋全体として築年数相当には経年感があるので見た目のバランスをとることも必要でした。ただ私の作業の後にクリーニング業者さんが入ることは伺っていたので、施工部分も「長年使ったお部屋をきれいに掃除した感じ」で仕上げました。
施工後は間に入っていただいているリフォーム会社様にご確認いただき、問題なく作業を終了しました。次にこちらの部屋に入居される方は、ここに猫のひっかき傷があったことは全く気が付かないと思います。
大事に飼われている猫ちゃんやワンちゃんが、やはり大事なお部屋の柱や家具などに傷をつけてしまう事もあるかと思いますが、大掛かりな張り替えや買い換えることなく部分補修で対応できますので、気になる傷がありましたら遠慮なく一度ご相談ください。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。