フローリング・線傷補修 | 東京都品川区

こちらこのトータルリペア鬼工房のホームページを見ていただいた個人のお客様からのご依頼で、リビングの家具を移動させた時に引きずって大小の線傷を作ってしまったので目立たなくして欲しい、との事でした。
複数の傷の中で一番大きな線傷の施工前の写真がこちら👇

まずは傷のあるフローリングのパネル群のクリーニングを行い、脂分も取り除いていきます。次にそれぞれの傷のバリを処理して傷の縁をなだらかにします。最初にこの一番大きな傷の周りをマスキングして、充填剤を埋めていきます。パテを埋めたらすぐにマスキングを外してキワを指でつぶしてなだらかにします。大きい傷のパテが固まるのを待つ間、小さい傷を順次処理していきます。パテが充分乾いたら再度傷の周りをマスキングして、サンディングで平らな面を整えていきます。ある程度綺麗な面ができたら中塗り塗料を使用して微妙な段差を分からなくしていきます。次に色を合わせていくのですが、様々な色の入った3つのパネルにわたった傷なので、まずは一番淡い部分の色を作り、順次それぞれの部分の感じに合わせ色を濃くしていき、段々と色を乗せていきます。その後さらに別の塗料を使い微妙なニュアンスや木目等を再生していきます。充分馴染ませることができた段階で一度お客様に色目をご確認いただいて、OKをいただいてから再度中塗り塗料で今度は塗料の凹凸を目立たなくさせてからコーティングして仕上げます。
施工後の写真がこちら👇

全部で20本くらいの傷があったので、お客様としては何となく目立たなくなってくれればOKと考えていらっしゃっていたのですが、ご期待以上に仕上げることができたので「こんなに綺麗になるとは思わなかった」と非常に喜んでいただけました。完成後の写真を撮っている時に、是非この写真もホームページに載せてください、とお願いされたので、リクエストにお応えしてアップさせていただきます。

今回のお客様のお住まいは非常に綺麗にお手入れされており、今回のうっかり傷を作ってしまったときはかなりショックだった、との事でした。とは言え丁寧に住まわれていてもやはり思わぬ傷を作ってしまうことは、やはり起こりえます。そんな時でも傷をそのままにしておくのではなく、部分補修で対応させていただければ比較的短時間及びリーズナブルな出費でお気に入りのお部屋を蘇らせることができます。お住まいや家具に気になる傷、染み、焦げ、劣化等ございましたら、まずはお気軽にご相談ください。施工相談・お見積りは無料でさせていただきます。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。

良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。