こちらこのトータルリペア鬼工房のホームページを見てご連絡いただいたマンションの管理をされている会社様からのご依頼で、保有されているマンションの１室の室内クローゼットの扉の色が広く落ちてしまっている、との事でした。
とりあえずマスキングを行ってからの施工前の写真がこちら👇
まずはいつものように当該の扉のパネル全体のクリーニングと脱脂を行います。色が落ちている部分は掃き出し窓のケースでよくあるように荒れているわけではないのですが、所々傷もあるので最初にそれらの傷の下処理を行い、次にそこに色を合わせた充填剤を埋めていきます。その後埋めた場所を平らにする作業もかねて色落ちの範囲全体を軽くサンディングし、次に中塗り塗料で色が戻るかどうか試します。残念ながら完全には色が戻らなかったので、ベース色をうすーくしたものを作り、色が落ちているところ、傷を埋めたところの色を整えていきます。木目というか模様の部分は色がはっきりしているので、それらが濃くなりすぎないように抜けているところだけ少しづつ馴染ませます。全体のバランスが整ったら色に蓋をして、依頼主に確認してもらい、無事OKをいただいてから扉の艶に合わせてコーテイングを行います。
施工後マスキングも外しての写真がこちら👇
作業当日は依頼主の管理会社様だけでなくお部屋にお住まいの方もご在宅で、施工後の仕上がりを見て「こんなに綺麗になるんだ！」と嬉しい一言をいただきました。この一言を聞かせてもらっただけでも頑張って施工した甲斐があるというものです。管理会社様にも、別の部屋でも何かあったらお願いする、と言っていただき、満足の作業となりました。
長くお住まいになっていると、特に物を落としたりぶつけたりしないように慎重にお住まいになっていても気が付くとフローリングが荒れてしまったり、家具の色が変色してしまったりすることはあります。そんな時でも床を貼り換えたり、家具を買い替えたりではなく部分補修で雰囲気を蘇らせることもできますので、お住まいや家具に気になる傷、染み、焦げ、劣化、変色等ございましたら、まずはお気軽にご相談ください。施工相談・お見積りは無料でさせていただきます。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京２３区から承っております。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。