こちらいつもお世話になっている工務店様からのご依頼で、建設中の新築一戸建て3階の窓のサッシに何かをぶつけてしまってできた擦れ傷の補修です。傷は通りに面した外側にあり、組まれている仮囲いを取り払う前に施工して欲しいとの事でした。
施工前のお写真がこちら👇
写真手前に見える無骨な金具は仮囲いの足場で、ちょうどジョイント部のすぐ前に問題の傷がありました。傷とジョイント部の固定金具の間の隙間がわずかしかなく、非常に作業がしづらかったのですが、この見える段とその下の段を行き来しながら頑張って作業しました。まずはいつもの通り傷周りのクリーニングと脱脂を行い、傷のけば立ってしまっている部分をサンディングでなだらかにします。傷の中にサッシ面に対して凸部が無いようにしてからちょっとだけ広めにパテ埋め用の足付けを行い、充填剤を埋めます。パテを充分に乾燥させてから、周りをマスキングしてサンディングで面を整えていきます。面が整ったら、中塗り塗料を使用してパテの輪郭の微妙な段差を平滑に整えます。塗装スプレーの影響が窓ガラスや壁に出ないように念入りに養生を施してから色の合うサッシ用のカラースプレーで塗装します。こちらもしっかり乾かしてからサッシ面の上下に広がった余計なミストを落として、ツヤが合うようにコーティングを行います。
施工後のお写真がこちら👇
内装の補修をメインにやらせてもらっているので屋外の作業はあまりないのですが、作業をした日は気温が35度でなかなか体力的にも厳しかったです。でもあらかじめ準備していったファン付きベストのおかげで無事作業を完了することができました。
慎重に作業を行っていても、うっかり傷を作ってしまうことはやはりあります。工務店さん、引っ越し屋さん、エアコン取付業者さんなどなどの「うっかり傷」の補修のご相談、補修も喜んで行わせていただきますので、気になる傷を作ってしまった場合は、まずはご一歩ください。無料で補修相談、お見積りをさせていただきます。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。