こちらこのトータルリペア鬼工房のサイトを見てご連絡いただいた、個人のお客様からのフローリングの焦げ跡の補修のご依頼です。小さいお子さんが二人いらっしゃっていて、朝は特に色々と準備が大変のようで、うっかり火にかけた鍋を直接床に置いてしまったら焦げてしまった、とのことでした、、、
施工前のお写真がこちら👇
まずは焦げ跡全体と影響が及んでいるフローリングのパネル全てをクリーニングし、その後余分な脂分も除去していきます。影響のないパネルをサンディングしないようにマスキングを施し、作業エリアを限定した後、焦げ跡のサンディングを行います。色の濃くなっている部分、特に縁の部分は荒い番手から初めてしっかりと変色を落とし、作業後のキワが目立たないように削った部分をなだらかにしていきます。焦げ跡の中の方は比較的軽傷なので木目が生かせる部分はなるべく削りすぎないように整えていきます。円周部分は深く削ったのでぐるりとパテを埋め、しっかり乾かした後にさらにサンディングを施し面を作っていきます。おおよその面ができたら、円周部分の歪みの修正と、中の部分の色目を復活させるための下塗り塗料を使い全体を整えていきます。その後パテを入れた部分に色を乗せ、木目等を入れながら全体を馴染ませていきます。何度かお客様と色の確認をし、OKをいただいた後に出来上がった色を固着させ、周りのツヤに合わせてコーティングを行います。
施工後のお写真がこちら👇
色の濃淡がまちまちなパネルの施工だったので、一度に色が作れないため一枚一枚合わせていくのに時間がかかりましたが、最終的にお客様に喜んでいただける仕上がりになったので頑張った甲斐がありました。またこの日はお子様二人が在宅で、知らない大人の人がおうちに来たのが気になったのか、私の作業をずっと興味深げにながめておりました。サンディングの際には削り粉のお掃除を手伝いたいと言ってきたので、「おじさんの仕事だから」と断ったのですが、是非やりたいとの事だったので手伝ったもらってしまいました。おじさん、感謝です。
今回のケースは忙しいお母さんの、本当についうっかりですが、やはり長年お住まいになっているとそこかしこに傷や凹み、変色(退色)、焦げ跡などできてしまうものです。そんな場合でも床前面に拡がってしまったものでなければ部分補修で解決できるケースもあります。部分補修であれば大掛かりな張り替えや取り換えより短期間で、かつ低コストで対応することができます。気になる傷、割れ、焦げ目、劣化等々がありましたら、まずはぜひお気軽にご連絡ください。無料で施工相談・お見積りをさせていただきます。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。
お気に入りのお部屋を長く、気持ちよくお使いになるお手伝いができれば幸いです。