こちら銀座の化粧品会社のオフィス内のドアにできてしまったへこみ傷のリペアをその会社が入っているテナントビルを管理されている会社様からご依頼を受けました。ドアハンドルのほぼ真下で、どのような経緯で傷になってしまったのかも不明とのことでした。場所が場所だけにドア面より前にドアハンドルに傷がついてもよさそうな場所です。
施工前の写真がこちら👇
化粧品会社のオフィスなので基本的にどこもピカピカにきれいですが、作業のスタートは傷とその近辺のクリーニングです。ドアハンドルがついたままではその後の作業もしづらいので、まずはドアハンドルを外してからクリーニングを行いました。凹んでいるところにサンディングペーパーで足付けをしてから傷の周りをマスキングし、パテを充填します。パテが固まる前にマスキングテープを外し、パテのキワを指でつぶしてなだらかにします。パテがしっかり乾くのを充分待って、再度サンディング用のマスキングを行ってから段階を踏んだサンディングで面を整えていきます。面ができたら微妙な歪みを修正するため下塗りのサーフェサーを使用して、やはり十分乾かした後に補修面を平滑に整えます。今回は事前にドアの下見をさせていただいたので、確認した色のカラースプレーで下塗り塗料の色を消して周りの色に馴染ませます。その後ドア表面のツヤに合わせたクリアスプレーを塗布して、充分乾燥させた後にツヤの最終調整をします。最後にドアハンドルを付け直して作業終了です。
施工後の写真がこちら👇
今回の作業は入居されている化粧品会社様がお休みの土曜日の午前中に行わせていただきました。施工後の仕上がりは管理会社様に確認していただき、「完璧」のお言葉をいただくことができました。職人冥利に尽きるというものです。
オフィスの壁やテーブル、ドア（枠）など、意図しなくてもやはりぶつけたりすることはあるので何かと傷等ができやすいです。大抵は小傷ですが、やはり傷は気になるものです。そんな時に、例えばドアごと交換しなくても、部分補修で予算的にはるかにリーズナブルに見た目をよみがえらせることができます。
テーブルや椅子なども含め、フローリングや柱、扉やサッシなどに気になる傷や凹み、劣化等ありましたら、お気軽にご連絡ください。施工のご相談とお見積りは無料で行わせていただいています。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京２３区から承っております。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。