サイディングボード・ビス穴補修 | 東京都中央区

こちらこのトータルリペア鬼工房のホームページを見ていただいた店舗運営の会社の方からのご依頼の原状回復案件です。その会社様のお客様である銀座の美容クリニックの、入り口のところの壁に立体で設置されていたお店のロゴマークと店名の文字列を取り外した後のビス穴を目立たないように埋めてほしい、というご依頼でした。
ロゴマークと店名を外した後の壁の感じがこちら👇

サイディングボード ビス穴 原状回復

穴は全部で24ヶ所あり、一部文字列が両面テープで貼られていたところが表面が持っていかれてしまっている所が数か所ありました。それぞれの穴にコークボンドを入れて、とりあえず貫通ではない状態にした壁のクローズアップがこちら👇

サイディングボード ビス穴 原状回復

まずはいつものように表面のクリーニングを行い、施工後に充填剤のキワが目立たないようにするために穴の縁をリューターで滑らかにしていきます。その後窯業系の素材でも充填剤をしっかり密着させるために、下地処理を施してから穴と表面が剥がれてしまっている所に硬めの充填剤を入れます。普段の作業と違うのは、こちらの壁の素材がそもそもデコボコしているため、いつもの「面を作る(平らにする)」というよりも意識的に凹凸を作り素材の表面の風合いに合わせる必要がありました。ので、充填剤が乾く前にあえてハンドパッドを当てて表面を荒らし、乾いてからは盛りすぎている所と充填剤の縁をダイヤモンドやすりで調整していきます。表面の感じが違和感がなくなったら、地の色とムラを意識しながら彩色していきます。色も違和感がなくなったらツヤを合わせた強度の期待できるコーティング剤で仕上げます。
施工後の写真がこちら。👇

サイディングボード ビス穴 原状回復

実はお客様からは「またそこに別の看板を付ける予定だから、そこそこ目立たなくなっていればいいよ」と言われていたのですが、非常にいい感じに仕上がったので、「ここまで出来るんだ」と喜んでいただけました。数が多かったので時間はかかりましたが、やはり喜んでいただけるとこちらも嬉しくなります。

今回は場所が天下の銀座の、美容クリニックの入り口だったので、出来上がりの見た目にはいつも以上に気を使いました。日本一のハレの場所銀座の美容クリニックともあれば、やはり入り口からピカピカであって欲しいですよね。
実はこの後にも別のお客様から、TVを設置するために壁に開けた穴を埋めたい、などお引越し前の原状回復のご相談も受けています。フローリングや柱、扉やサッシなど普段から目に入る場所以外でも原状回復しなければならない時は、ぜひ一度お声をおかけください。施工のご相談とお見積りは無料で行わせていただいています。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。