こちらこのトータルリペア鬼工房のホームページを見ていただいたバーを経営しているオーナーさんからの原状回復のご依頼です。オーナー自ら手作りしたという雰囲気たっぷりのバーカウンターがこちら。👇
普段からタバコをお吸いになるお客様はよく見ているようにしているとのことでしたが、ちょっと目を離したすきにジュッとやられてしまった、という焦げ跡のクローズアップがこちら。👇
小さいものでしたが、やはりオーナーは自慢のカウンターに焦げ跡があるのが許せない様子でした。
いつものように傷の周りをきれいにクリーニングと脱脂を行い、焦げてしまった部分を丁寧に削り落としていきます。充填剤を埋めた後の縁が目立たなくなるように下処理を行い、さらにその縁をなだらかにしていきます。バーのカウンターなので頻繁に消毒されること、熱いものなどを置かれる可能性等も考えて、ある程度の熱にも耐えられる強度のある充填剤を埋めていきます。充填剤が十分乾いたら余計な部分を削ってしまわないようにマスキングをして、サンディングで面を作っていきます。平面ができたら地の色と木目を再生していきます。いつも丁寧に色を合わせていきますが、今回はバーカウンターということで目に近い場所なので、いつも以上に慎重に周りに合わせていきます。雰囲気が馴染んだら色を固着させ、表面のツヤに合わせた強度のあるコーティングを行っていきます。
施工後の写真がこちら。👇
作業はバーがお休みの日曜日の午前中に行わせてもらいました。飲食をする場所に匂いを残すのが嫌だったので、溶剤系のスプレー等はなるべく使わないように作業をしました。オーナーさんも「まあまあ目立たなくなればいいや」くらいに思っていたようですが、「やばい!凄い!」と仕上がりに非常に喜んでいただけました。職人冥利に尽きるというものです。
自慢のカウンターであれば余計、たとえ小さいものでも傷や焦げ跡ができてしまうと気になってしまいます。とは言え天板全交換となってしまうと、作業的にもコスト的にも大掛かりになってしまいますので、そんな時こそ部分補修できれいに直したいものです。
テーブルや椅子なども含め、フローリングや柱、扉やサッシなどに気になる傷や凹み、劣化等ありましたら、お気軽にご連絡ください。施工のご相談とお見積りは無料で行わせていただいています。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。