巾木・欠損補修 | 東京都江東区

リフォーム会社様からのご依頼で、豊洲のタワーマンションのお部屋に新しく入居された方の原状回復の作業をさせていただきました。
お部屋全体をリフォーム会社様がすでに手掛けられておりましたが、私の作業は細かいところの後追い補修です。

廊下からお部屋やキッチンなどへの壁の下の部分でいわゆる巾木と呼ばれているところですが、お掃除する際に掃除機等がゴツゴツ当たってしまう場所なので特にダメージを受けやすい場所です。今回はそんな巾木の欠損を5ヶ所直しました。
そのうちの一つの補修前の写真がこちら👇

巾木 原状回復 シート建材

最初は傷の中に水分が入らないように気を付けながら周りのクリーニングです。次に、こちらの巾木はシート建材と呼ばれるもので木材の上に今回は白いシートが張り付いているのですが、そのシートのめくれてしまっている部分、ささくれている部分を丁寧に取り除き、充填剤を埋めた後のキワが目立たないように傷のふちをサンディングでテーパー状にしていきます。今回の巾木は見た目は白色ですが内部は茶色なので、色のコントラストをなくすためにめくれを処理した内部に周りの色に近い白色を着色した上で、角なので強度のある充填剤を埋めていきます。充填剤が剥がれ落ちないように注意を払いながらそれぞれの面と角を作っていきます。角ができたら再度周りとの色の調整を行い、バランスが取れたら色を固着させ、やはり強度のあるウレタン系のコーティング剤で仕上げを行います。
施工後の写真がこちら👇

巾木 原状回復 シート建材

厳密にいうとフローリングの木目の方向が違うので施工前の写真の場所とは違う箇所です(スイマセン、、、)が、同様の傷を5ヶ所直したうちの一つです。作業的にはどの個所も同じ色の同じ素材なので流れは一緒で行いました。欠損の具合は傷によって違うので、充填剤を埋めたり、その後面を出したりする作業の難易度にはばらつきがありました。
施工後は在宅勤務中のお部屋のオーナーの方に確認をしていただき、無事OKをいただきました。
元々のリフォーム計画の中には巾木の補修は含まれていなかったようですが、やはり綺麗になったお部屋に入居された後、こちらの傷も直したいと思われたようです。フローリング等も入居前にクリーニング業者さんが入られてピカピカになっていたので目に入る傷がなくなって非常に喜ばれていました。

巾木など細かい部分も、張り替えではなく部分補修することで安価にお部屋の印象を改善することができます。お部屋に気になる傷、欠け、はがれ等ありましたら、遠慮なくご相談ください。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。